3.SpringBootの基礎ー1プロジェクトの生成

1.新しいプロジェクト
新しいプロジェクトの生成で、「Spring Starter Project」を選択する。
ここで「Spring Starter Project」とは、「Eclipse」で「Spring Initializr」を呼び出して「Maven」、「Gradle」のプロジェクト雛形をGUI操作だけで一発で生成可能なウイザードで、以下のような特徴を持つ。
ビルドツール選択の自由
プロジェクトの雛形を「Maven」を使うか、「Gradle」を使うか、チームの好みやルールに従って切り替えることが可能。スターター依存の選択利便性
プロジェクトの生成時にWeb、Thymeleaf、Data JPA、Security、DevToolsなどのスターターにチェックを入れるだけでpom.xml
やbuild.gradle
に反映され、ライブラリー群に追加される。自動的な同期
生成した後、Buildship(Gradle)や m2e(Maven)により、プロジェクトの設定をリアルタイムで同期され、bootRunやtestタスクを即時に利用可能。Spring Bootダッシュボード連携
Spring Bootダッシュボードにプロジェクトが登録され、起動・停止・プロファイル変更をワンクリックで実現できる。
Name : プロジェクトの名前を自由に記入「Artifact」は自動的にそれと同じく変化するので修正は不必要。
Type : Gradle-Groovy
Packaging : War
Java Version : 21
Language : Java
Group : あえての修正は不要だが、できれば「com.***.***」の構造で作成
Version : アプリケーションのヴァージョン。完全に決められたものではないがふつうは以下のような指定される。
0.x.y
:プレリリース・テストバージョン1.x.y
:正式配布バージョン1.1.0
→1.1.1
:バグフィックス(バグ修正など)1.1.1
→1.2.0
:些細な機能の追加(ゲームで言うとアイテム、商店、などの追加)1.x.y
→2.0.0
:大幅な変更・後方互換性のないアップデート一般的なバージョンの桁変化 :
1.1.9
→1.1.10
Description : プロジェクトの説明文。
Package : Java のソースコードが配置される「ベースパッケージ」を指定する。通常は Group
+ Artifact
をドットでつないだもの(例:com.example.onlyHelloWorld
)を初期値として記入する。
最後に、Dependenciesを選択する。
Spring WebはWeb開発では必須、Thymeleafも優秀な便利機能を持ち、Spring Boot Devtoolsも開発の生産性を向上させる。
ここまで来たら「Finish」でプロジェクトを生成。
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